商品開発(2)〜どんなものを作る〜 ELのブレスレットに決定したのはいいものの、具体的にはどんなものを作ろう?? まずは、商品イメージを固めていった。 開発メンバーは、Kさんと私のたった2人。 デザインやイメージは私で、インバータなど部品系はKさんの担当となった。 〜どんなものを作る〜 まずは、ライバルになりそうな類似品を調べてそれらの特徴をチェックした。 そして、それらに勝てる(勝てそうな)どんなものを作りたいか、とりあえず、自分の欲しいイメージを出してみた。 ◆私の想像したELブレスレット 1.かわいい(ライバル商品にかわいいものは少なかった) 2.丈夫(子供も使える) 3.インバータが小さく邪魔にならない(世界初!?) 4.電池の入れ替えが可能(使い捨てタイプと差別化) 5.ELの取り合えが可能(色を変えられる) 6.点灯・点滅(類似品にない機能) 7.安い(女性ターゲットにはやっぱりこれ!) 出すだけ出したら、後は、実現可能か調べるだけ! 言うのは、簡単だけど、この作業は実に時間がかかった。 特に苦労したのは、インバータだった。 現状、手首に巻いて邪魔にならないサイズのインバータなんて存在しない。 いろいろ探した結果、携帯電話用のELドライバにたどり着いた。 それは、S社製のELドライバで、わずか5×7×2mmの寸法。 しかもオールインワン! これと、電池とELがあれば光る! コイルや抵抗などは、一切いらないのだ。 ちなみにS社は、小さくすることに拘りをもって開発しているとか・・・ 確かに、このサイズ、すごすぎる!!! 他社のドライバでも小さいものはあったが、単体で動かせるのはこれだけだった。 「これなら行ける!」と気分よく、サンプルにもらったELドライバをもって帰った。 あまりの小ささに、半田できるか不安だったけど・・・(※半田の必要箇所は4つ!) ![]() 2000.9〜12 |