商品開発(3)〜試作しよう〜 ELドライバを手にした私は、さっそくあの小部屋で試作を開始した。 もらったテスト用のドライバは10個。 あまり失敗すると、テストできなるぅ〜・・・という緊張感の中、5個目にしてやっと成功! 見た目は悪いが、ガチャポンのカプセルを被せて動かないようにテストボードに固定した。 さぁ、いざ、スイッチON!!! あ、あれ、、、光が、、、弱い。(上の明るいのは、通常のインバータ、下の暗いのがS社製ドライバ) ELシート用のドライバでは、ファイバはうまく光らないのか?? ファイバの長さをギリギリまで短くしながらテストしたが、どうにも輝度は上がらない。 その後の調べで、もともと暗闇で時計の文字盤を見る程度の明るさに調整されているドライバのため 改造も難しく、輝度UPは望めないことがわかった。 う〜ん。困った。 肝心のドライバがないんじゃ、商品開発は無理! 結局、インバータの大きさを妥協して、他社のドライバを探し始めた。 日本製、アメリカ製、、、いろいろ取り寄せてテストしたけど、 「これ!」というインバータは、見つけられなかった。 自分で作れれば、いいんだろうけど、それは無理だし・・・・・ね。 どうしよう・・・ 2000.9〜12 |