商品開発(5)〜開発で学んだこと〜 私は、頭がかたい人間かもしれない。っていうか、行動力のない & 小心者だと思う。 社会人になってからも、なんとなく見えない規則に縛られて、決められたことだけやって、 工夫するとしても、小さい枠の中でだけ・・・ 今回、Kさんと仕事をして驚いたのは、枠がなんにもないことだった。 よ〜く考えれば、元々枠なんてないのだろう。 仕事中に秋葉原にお買物に行ったり、自分の思いのままに試作してみたり、、、。 当然、会社のお金でいろんな部品や備品を買って、、、。 前までの私は、そういうことになんとなく罪悪感を感じて、 仕事中にこんなことしていいのかしら? 遊んでいるみたい、、。 机について、コツコツと何かしているのが仕事だと思っていた。 でも、開発の仕事を通して、外に出るのも仕事なんだ!と気付いた。 そして、自信を持って興味あることを追求できるようになった。 実は、遊んでいるようで、一つ一つが大事な企画につながったり、市場調査に通じているんだと気がついた。 前の私だったら、他社に対しても、消極的だったと思う。 でも、今回の仕事を通して、「聞けるんだ〜」「相手にしてくれるんだ〜」「言うだけはただなんだ〜」 と、いうことを実感した。 実際、ドライバの製造元や商品の特注依頼先は、誰もが知っているようなメジャーな会社だった。 いずれの会社も、大変協力的で真剣にいろんな質問に答えてくれたし、またアイデアも提供してくれた。 今回は、残念ながら実現までは至らなかったけど、 誰であっても、どんな規模の会社でも、発想することは自由! そして、こちらが真剣に取り組めば、相手も真剣に応対してくれるんだと気付くことができて、 個人的に得たものはとても大きいPJとなった。 2000.12 |