Electro-Luminescence Idea Collection

Diary

仕入で感じたお国がら

ELの仕事を始めて、いろいろな国の企業とのつながりを持つことができた。
主に、仕入でお世話になることが多かったが、日本の常識との違いに驚くことが少なくなかった。

一番「えっ?」と、思ったのは、サイズに関してアバウトなことだった。
例えば、日本で直径2.3mmといえば、いつでも一定の太さで作られる。
しかし、イスラエルの場合は、多少の誤差は気にしないのか、たまに太さが違う時がある。
まぁ、常に改良、改良で、材料を変えているせいもあるかもしれないが、 その辺については、おおらかというか、大雑把というか、、、。

きっと、日本のメーカーではありえないことなんだろう。
その誤差に気付いたのは、ファイバ専用の防水コネクタを作ろうとしていたメーカーだった。

その他、中国や韓国のメーカーともお付き合いしたが、納期など約束の期日を守ることは少なく、遅れることが多かった。 付き合うちに、余裕を持って接するようになったけど、初めのうちはイラつくこともあった。
特に、中国から物を買う場合は、お金を払うまでは急いでくれるけど、支払後は遅れるケースが多いので 支払は最後の最後がいいよ!などとアドバイスされたこともあった。
また、商品の品質についてもいろいろと思うことはあるが、ここではあえて触れないでおこう。。。
とにかく、他の国の企業と付き合うのには、それなりの注意が必要だなぁ・・・とつくづく実感したのだった。

※もちろん、全ての企業に上記のような特徴があるわけではないし、日本企業の中でも同じようなことは あると思います。ムカっときた方、ごめんなさい。m(_ _)m

余談だけど、、、
私は昔、オーストラリアでホームステイしたことがある。
そこのホストファミリーは、不動産業をしていたのだが、 土日(休日)に家に仕事の電話が入ると、 「今日は何曜日だと思ってるんだ〜!!」と、言ってガンガン電話を切りまくっていた。

私の実家は自営業をしているが、平日も休日も関係なくいつでも電話は受けている。 ここでも、「ありえな〜い!」と思ったけど、ちょっと羨ましかったな。。。

2001.10   
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