Electro-Luminescence Idea Collection

Diary

初めてのインバータづくり

ELの加工に必要な全ての材料が揃った『加工キット』を使って、初めての加工に挑戦してみた。

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○作り方 所要時間:30分(※私の場合)

1.インバータをつくる
  (図面どおりに、部品を基板に半田で固定し、必要な所に配線する)
2.ELシートをつなげる
  (インバータから出ているEL用リード線とつなぐ ※無極性)
3.電池につなげる
  (インバータから出ている電池用リード線とつなぐ ※+−極性あり)
  完成:光れば成功!光らなければ失敗!
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男性なら、技術の授業で使ったことがあるのだろうが、私は半田ごて『初体験』。右手にコテ、左手に半田の状態のため、部品の固定がうまくいかない。手が4本あればいいのに、、、などと思いつつ、机を焦がしたり、やけどをしたりしながらもなんとか作り上げた。(半田したいものを固定する台が売っているのを知ったのは、ずっと後のことだった。) さて、何とか完成。電池につなげると、ピカー!光った!大成功!!中学生以来の工作で、かなりの感動だった。

Kさんに見せると、
「簡単でしょ? そんなに難しいもんじゃないんだよ。」(基板の裏面をみて、、)
「でも、これイモハンだな! まぁ、となりとくっついてないから大丈夫だけど。」と、得意気にアドバイスされた。『イモハン』とは、丸く団子状についた半田のことを言っているらしい。
私は、部品を基板に固定する際、その先端が見えなくなるように、わざと丸く半田をつけていたのだった。丸くならない時には、半田を足してわざわざ丸い形を作っていた。だって、丸い方がかわいかったから、、、。
後で、見本を見せてもらったら、すご〜く薄く半田が付いていて驚いた。そっか、こういうふうに付けるのか、、、と、やる気満々でその時は感心したのだが、その後の練習でも私のイモハンはなかなか直らず、やがては、イモハンした丸い部分を、ラジオペンチで薄く平らにカットする技術を身につけたのだった。

※加工用のキットは、秋葉原の秋月電子さんor千石電商さんで購入しました。

2000.8
  
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