Electro-Luminescence Idea Collection

Diary

感電

ELシートの絶縁はとっても重要だ。
なぜって、ELシートの感電は痛いからだ。 特に電池ではなく、コンセントから電源を取っている時の感電は”ぶぁ〜ん”と、シビれてすご〜く痛い。 今までに、何度も経験した。

たいぶ加工にも慣れてきたある日、「絶縁しないと危ないのよ!」と新人さんに偉そうに説明をしていた私だったが、 ELシートを持ち上げると「ぶぁ〜ん!」側面の絶縁を忘れていた。
「ほーら、こうなって、感電すると痛いのよ。」と、なんとも情けない説明になってしまった。

皆さんも、ELの絶縁にはご注意を!

○ELシートの裏面と側面を絶縁する方法

絶縁にもいろんな方法がある。 とにかく、手軽に手早く絶縁するなら、セロテープやビニールテープでOK! だけど、時間が経つとベタベタになったり、テープの粘着成分によっては、ELに悪影響が出ることもある。 メーカーによると、看板などに使われる「カッティングシート」がオススメのようだ。 それなら、ELに悪影響もないし、粘着の弱いタイプなら失敗した時に剥がし易い。 粘着が強いと、ELの層まで剥がしてしまうことがあるのでご注意を!(もちろん、弱すぎてもダメだけどね、、、。)

その他は、ラミネート。
パウチッコと言ったほうが、ピンと来る人もいるかもしれない。 あれなら、空気や湿気が防げるから、テープに比べてELの持ちが良くなるはず。 ラミネーターは、数千円〜と意外に低価格なので、EL加工をたくさんしたい人にはオススメだ。 ただし、ラミネートできるサイズは限られるので、大きさには注意しよう!

<注> かなり初歩的なミスだが、用紙のA3は420×297mm、ELシートのA3は、 光る部分がA3用紙サイズをカバーするように作られているため、 外寸は 433×309mmである。A3まで可能なラミネーターを買っても、A3のELはラミネートできない場合があるので注意しよう。

かっこつけて『初歩的』なんて書いてみたけど、実はこの間違いをして、A3用ラミネーターを買ったのはこの私です。(^^;)

2000.9
  
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