Electro-Luminescence Idea Collection

Diary

苦手な問い合わせ

ELの販売を始めて、一番苦労したことは問合せ対応だった。
ここまで、読んでくれた人には想像がつくと思うけど、私はELに関しても電気に関しても まったくの素人。メーカーや仕入元の協力を得て、いろいろなことを覚え、いろんな質問にも その都度調べて対応してきた。だけど、1つだけ対応しにくい問題があった。

それは、車関係の質問。

EL+電気+車 の組み合わせの質問は、どうにも対処が難しい・・・。
車のことはチンプンカンプンで、「フォグランプってなに?・・・どこ?」っていうレベル。
でも、お客さんからは容赦なく高度な(私にとって)質問が飛んでくる。

免許は18歳で取ったものの、運転はいまだに苦手で助手席専門。
サイドミラーはほとんど見ないので、閉じたままでも普通に走れる。(すでに普通じゃないか・・・) 自分の運転が一番怖いので、必要最低限しか乗らないから、常にゴールドカードをキープ。(ほとんど身分証明用に使用) 数年前まで車にスペアタイヤがあることすら知らなかったくらいである。

ある日、ドライブ中にタイヤがパンクして、彼がその場でタイヤ交換をするのを見て えらく感激したことがあった。「タイヤを積んでるなんてすごいね〜!!」と真顔で言うと、 「普通、みんな積んでるよ!」と・・・彼。 私の頭の中では、4WD系の車の後ろにタイヤがついている車しかスペアはないと思っていた。

お分かりの通り、車に関しては普通以下の知識しか持ち合わせていない。
そんな私が車好きの方のドレスアップ要望を満たす提案は、正直キビシかったぁ。。。 でも、優しいお客様が多く、「はぁ〜?あんた、なに言ってんの??」などと 突き放す人は1人もいなかったので、詳しい説明をしてくれたり、写真で解説してくれたりで、 なんとか対応することができたのだった。

1度やった特注品に似ている注文がくると、ちょっと得意気にアドバイスなんかもしたりして・・・ ほとんど、お客様の受け売りのクセに、、、。本当、お客サマサマでした。

その後も、「車とEL」うまく商品作ってPRすれば、絶対いけるのに〜!! と、思いつつも なかなか踏み出せないでいるのであった。

数年後(2004年)に、業務を引き継ぐために求人募集を行いました。 「車の知識があって、車好きなこと!」が選考ポイントの1つ。

おかげで今は、新しく男性スタッフが加わって、車の問合せもスムーズです。 車好きの方、これからは遠慮なく、どんどんご質問くださいね〜!!!

2002.1   
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